絵描きの「絵を描くのが大変!」という発言を本当によく見かけます。

また、絵を描かない人の「絵なんて趣味で描いてるんでしょ?何を言ってるの?」という話もよく見かけますね。

 

 

「クライアントのイラストに対する態度」というものが非常に我々絵描きには重要になってくるわけです。

そのため、そのような不毛な争いが起きるのでしょう。

やはり一生懸命製作した作品を活用してくれたり、何かに役立ててもらえるのは嬉しいものですから。

 

 

私が先日投稿したブログ記事でのクライアントのように、一枚の絵を大切に使ってくれる人が居ます。

HP用の立ち絵を一時はSNSのアイコンにしたり、DVDのパッケージやレーベルに使用したりなどなど。

ただ、描いている人によっては「他の用途で使われるのが嫌」という人もいます。私は使ってもらえた分だけ嬉しいので、バンバン使って!というタイプですが。

ですので、もしほかの用途で使用する際は一度製作者に一言入れるのがベストかもしれません。

 

もっとも、お金を出して購入している場合はクライアントが自由に使用して良いと思いますが。

 

 

 

上記のような方が居る一方で、「クライアントが本当にひどい!」という内容の話をSNSで高頻度で見かけます。

 

友人も悩まされていました。

期限を提示してきたよりも早く仕上げても、遅い。返金しろ。というクライアントや、描いたら文句ばかりで結局全く使わずに無駄にするクライアント、友達なのにお金を取るの?という人、下手なのにお金を取るの?という人など様々なようです。

 

だったらなぜその人に絵を頼むのだろう…?という疑問が拭えません。

高いと思うのであれば自分の予算相応の人に頼めばいいですし、下手だと思うのであればそもそもなぜ選んだのでしょうか。もっと自分の目的にあった人に頼むべきでは?といつも思います。

 

しかしそのような人に対する、絵描き側の主張もひどく、絵を描いている労力を知れだの、だったら自分で描けだの、じゃあ頼んでくるなだの、様々な意見が飛び交っています。

 

ぶっちゃけて言うとなんでもそうですよね。何事も大変なのに「絵は大変なんだから!分かってよ!!」というイラスト製作は大変だという主張もどうかと思います。

分かってほしいという一心だとは思いますが、例えば、カフェの店員さんが「コーヒー入れるの大変でした!熱いし手間はかかるし!でも頑張りました!美味しいです!味わって飲んでください!!」と言ってきたらどう思うでしょうか。

 

嫌ですよね。

少なくとも私は嫌です。恩着せがましい。

 

絵を描く人の「絵を描くのが大変アピール」が、クライアントになり得るであろう絵を描かない人達に、非常に悪い印象を与えているのではないでしょうか。

 

もちろんTwitterは独り言をつぶやくものなので、発言自体は悪いと偏には言い切れませんが、もしクライアントを獲得したい。乃至、大変なことを分かってほしい場合にはそのような発言をしないことをお勧めします。

大変な作業量だということは、イラストで示せばいいですよね。

丁寧に作品を仕上げれば自ずと伝わるかと思います。

 

 

それだけではどうにもならない問題も多々ありますが、どのような場合にせよ、あまり「大変アピール」はしない方が得策なような気がします。

 

 

 

クライアントとの関係は絵描きが頭を抱えるうちの一つですよね。

良いクライアントと、良い関係を築けることを願うばかりです。