よくイラストレーターの人がPhotoshopを使っていますよね。

なぜでしょうか?

ペイントソフトで済ませればいいのに!と思う方も多いのではないでしょうか。

 

まず、ペイントソフトとPhotoshopの違いは「絵を描くソフト」か「画像を加工するソフト」かということです。

Photoshopは画像編集ソフトの為、1から絵を生み出すという目的ではあまり使用されません。

 

 

Photoshopを使用する、まず第一の理由として、イラストの加工があります。

 

フィルターという機能で、絵の上からさらに加工をすることで立体感を強調したり、絵の質感をガサガサにしたり、モザイクをかけてみたりなどの、特殊な加工をします。

必ずしも必要なわけではありませんし、最初のころは無くてもいいと思います。

ただ、やはり絵のクオリティを上げるためにフィルター機能が欲しくなるのです。

その加工のためにPhotoshopを使用します。

 

 

また、PhotoshopにはCMYKモードという機能があります。

疑似的に画面上で印刷時と同じような色合いを確認することができる機能です。

どういうことかというと、PCでは光の三原色であるRGBで色が表現されています。

美術の授業などで習ったという方も多いかと思いますが、簡単に説明すると、赤 (Red)、緑 (Green)、青 (Blue)で構成されていて、色が重なるごとに明るくなります。

すべてが合わさると白(透明)になります。

 

対するCMYKはシアン(Cyan)、マゼンタ(Magenta)、イエロー(Yellow)と、キー・プレート(Key Plate。黒のこと。)の四色で構成されています。所謂コピー機のインクと一緒です。

色が重なるほど濃くなり、すべて合わさると黒になります。

 

デジタルで絵を描く際の問題として、このような表示の差が原因で、実際に印刷をしてみるとモニターで見ていたものと色が違う!ということがあります。

しかしPhotoshopではCMYKモードを使い、実際に印刷をするイメージを確認できるので、イラストレーターや作家などの「絵を印刷する人」が実際の完成系を確認する際に使用していました。

当時はPhotoshopにしか実装されていない機能でしたが、今ではほかのソフトでも使用できるとのことです。印刷物にする予定がある方は調べてみるのもいいかもしれません。

 

また、商用で企業や大きなプロジェクトの案件の場合に多く見受けられるのですが、クライアントに「psd形式で提出してください」と言われることの多いこと。

Photoshopでのみ対応しているファイル形式での提出を求められるため、Photoshopを使用する人が多いのかと思います。

 

結局使用用途によりけり、と思いますが、ある程度力を入れて絵を描く方にとってはあるに越したことはないでしょう。

もし画像加工ソフトで悩んでいるのであればPhotoshopがおすすめです。

有名だからおすすめなのですが、それはなぜかというと「皆が使ってるから、世の中に嫌というほど使い方やマニュアルが出回っている」ためです。困ったときに検索をしたら大体の機能はヒットするでしょう。

 

多くの人が使っているPhotoshop、体験版もあるようなので、一度試してみるのもありかもしれませんね。